　ここ七ツ釜一帯は第三紀（約3500万年前）の海成層（元は海であったところ）で、特におびただしい量の石灰藻の化石を含んだ石灰質砂岩で出来ており、通常の石灰岩より成る鍾乳洞とは生成年代の新しさとその材質で全く異なる特徴をもつ、世界でもまれな鍾乳洞です。

皆様が見学出来る天然記念物保護洞の清水洞をはじめ、その他に多くの横穴や縦穴等の洞穴が現在では二十数カ所以上発見されています。
清水洞以外の主なる洞は、浄簾洞、森野ポイール、流水洞、泉水洞、渕ケ洞、風蓮洞、明簾洞、竜王洞などです。（入洞は禁止されています。）

雄大な自然にふれ、ゆっくりとくつろぎながら、鍾乳洞の魅力をたっぷりとお楽しみ下さい。